12月23日(土)は 祝日のため休診させて頂きます。
年末は 12月29日(金)午後5時まで
年始は 1月4日(木)から 診療いたします。
Xmas、お正月に向けてご多忙の折、
皆さまお健やかにお過ごしください。
顎関節症では、口を開けたとき音がしたり、口が開きにくくなったり、関節や筋肉に痛みがでたりします。
顎関節症には多くの原因がありますが、悪い歯並びも原因のひとつとされています。
また、逆に顎関節症が原因で、悪い歯並びになってしまうこともあります。
顎関節症で下顎頭や関節円板の形が変わると、下顎の位置がずれて不安定になる場合があります。
顎関節と調和したよい咬み合わせを実現するために、矯正歯科治療の前に顎の位置を安定させる治療を行う場合もあります。
関節に問題があるかどうかは、問診、X線写真、顎の動きの検査などで調べます。
関節の骨や、円板の異常が疑われる場合には、X線CT、MRIなどの検査をすることもあります。
顎関節のX線CT画像(口を閉じているとき)
顎関節のX線CT画像(口を開けたとき)
健康な関節と下顎の動き(スムーズに動きます)
関節円板がずれたとき(円板前方転位)の下顎の動き
セラミックブラケット<プラスチックブラケット>
表側に透明な装置を付ければ、メタルの装置の様には目立ちません。
(Self-Ligating Bracket)
矯正用ワイヤーを固定する仕組みを内蔵したブラケットです。
アーチワイヤーの固定がキャップを閉じるだけで、すばやく確実に行えるため、患者様の負担が少ないブラケットです。
装置の構造によって、パッシブセルフ・ライゲーションとアクティブセルフ・ライゲーションの2種類に分類されます。
テレビを見ているときや、本を読んだりしているときに、口で息をしたり、お口が開いて舌が出たりしていませんか?
また、食べ物を飲み込むときに、舌をつきだして歯を押していませんか?
このような舌のくせがある方は、舌、頬、唇、口のまわりの筋肉のバランスがよくないため、咬み合わせが悪くなったり、歯並びが悪くなったり、話をするときに、舌足らずな発音になることがあります。
こういった症状の改善はもちろん、矯正治療後の歯並びをよい状態で保つためにも、舌、頬、唇、口のまわりの筋肉をトレーニングをしていきましょう。
矯正治療を終えたときに、きれいな歯並びと素敵な笑顔を維持できるようにしましょう。
正しい飲み込み方
舌のくせがある飲み込み方
当院では、矯正治療を終え、最適な歯並びと咬み合わせを手に入れたあとの口もとの美しさを保つケアとして表情を作る筋肉を鍛えるトレーニングを行っております。
ハミガキをして食べかすや歯垢を取り除いて、お口の中をスッキリさせましょう。
ハブラシは自分のお口にあった大きさ、硬さのものを選び定期的に取り替えましょう。
ハブラシの毛先があたれば、歯垢は落とせます。
歯のカーブにあわせてハブラシの毛先をあてて歯をツルツルにしましょう。
デンタルフロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどの自分にあった補助用具を使うことも有効な方法です。
フッ化物配合の歯磨き剤や殺菌成分配合の洗口剤を上手に使いましょう。
虫歯は歯垢の中の虫歯菌が食べた物の糖分を分解して作る酸で、歯の表面が溶か(脱灰)されてできます。
フッ化物は、歯を酸に溶けにくくしたり、虫歯菌が酸を作りにくくするといわれています。
夜寝る前には、フッ化物配合のハミガキ剤を使ってきれいにハミガキをしたあとで、フッ化物配合ジェルを使って虫歯の発生、進行を予防しましょう。
食事はできるだけ規則的にすることが、全身の健康のためにも大切です。
食事をするたびに、歯は脱灰と再石灰化をくり返しています。
食べる回数が多かったり、ダラダラと甘いものを食べたり、飲んだりしていると、それだけ歯が溶けていく時間が長くなることになります。
どうしても口がさびしい時は、キシリトール100%のガムやタブレットをお勧めします。