上下顎前突
- 上下の顎や前歯が前に出ていて、上下口唇が前方にとび出た状態になっています。口を閉じるのが難しく、口を閉じようとすると、オトガイ筋が緊張して、オトガイ部の皮膚にいわゆる梅干し状のしわができます。
治療法
- マルチブラケット装置による治療を行いますが、上下の前歯を後ろに下げる治療になりますので、抜歯して治療することが多くなります。
- 従来は、歯を移動する矯正力を支えるための固定源として、ヘッドギア―を使用してきました。最近では、歯科矯正用アンカースクリューを固定源にして、患者さんの負担を軽くしながら治療結果の向上を図る方法も普及してきました。