渡辺矯正歯科

084-926-3200

広島県福山市延広町1-25
明治安田生命福山駅前ビル5F

開咬

  • 咬んでも上下の前歯が咬み合いません。前歯でかみ切ることが難しく、発音に影響が出ることがあります。前歯が当たっていないため、奥歯にかかる力が大きくなり、奥歯がすり減ったり、奥歯に痛みが出たりする場合があります。
  • 遺伝、舌の癖、口呼吸、顎関節症などが原因として挙げられます。

治療法

  • 成長期のお子さんには、2段階治療で対応します。
    第1期治療では、指しゃぶりや舌の癖などの習癖が認められれば、習癖の除去や筋機能訓練(MFT)を行います。
    前歯の咬み合わせ(開咬)は、早い時期に治療します。お子さんでも顎関節に異常が認められることがありますので、できるだけ顎の成長に影響が出ないように管理していきます。
    第2期治療では、第1期治療の効果をみて、生えそろった永久歯をマルチブラケット装置を使ってしかりと咬み合うように治療します。顎関節の状態を診ながら、慎重に治療を進めていく必要があります。
  • 大人の方でも、年齢に関係なく治療できます。大人の方の開咬は、顎関節症が原因になっている場合も多いように思います。マルチブラケット装置を使用して治療しますが、関節の状態をみながら治療に当たることが大切だと考えています。顎の大きさや形に問題があって、矯正治療で歯を動かして治療するよりも良い結果が得られる場合には、口腔外科と連携して手術を併用した治療を検討することもあります。
    最近では、歯科矯正用アンカースクリューを固定源にした治療が行われるようになり、治療しやすくなりってきましたが、アンカークリューは、脱落することがあります。

開咬

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